福吉重機ロゴマーク 有限会社福吉重機 沼津市の移動式クレーン

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INTERVIEW 社員インタビュー

2016年入社

青島 逸人

Hayato Aoshima

やればやるほど上達を実感できる。
そこが、おもしろい。

この仕事は、人間の手では持ち上がらないものをクレーンで持ち上げて、現場の動きに合わせて操作するものです。自分が主にやっているのは建方と言って、住宅の骨組みを作る作業です。自分は毎日、「昨日よりも上手にやろう」って思って乗っています。この仕事って、毎日上手になれるんですよ。クレーン車の性能や動きと、自分のイメージが完全に一致して操作できるようになりたい。でもなかなか自分の理想には追いつきませんけどね(笑)自分の成長を感じながら仕事ができるから面白いですよ。

入社したキッカケは?
前職は大工をやっていました。クレーン使って建方をやる側の人間だったんです。その当時足を悪くしたんですが、やっぱり動けないと仕事にならないし面白くない。だんだんとやる気が落ちていったんですよね。その時ふと上を見たらクレーンが目に入って、「クレーンってかっこいいよな」って思って。そのクレーン作業をしていたのが福吉重機だったんです。思い立ったら吉日、じゃないですけど、すぐに声をかけました。新しいことへのチャレンジって、一番楽しいことだと思っていますから。
入社前に不安だったことは?
特に不安は無かったかな。自分は資格無しで入社したので、会社に面倒見てもらって、まず大特の免許と玉掛けの資格を取りにいきました。それからは、クレーン車の置き場でクレーンを動かして練習したり、先輩社員の現場が近い時はその現場を見に行ったりしましたね。知らない事、やったことない事、できない事って、みんな最初から知ってたわけでもできたわけでもないんで、そう考えればたいしたこと無いかな、って思っています。でも、メンタルはガラスみたいに弱いですよ(笑)すぐにパーンって割れるけど、次の日には戻っているだけのことです(笑)
仕事で大切にしていることは?
大工さんとの連携を大事にしています。木造住宅で言うなら、X軸とY軸に対応して平仮名と数字が部材に書いてあるんですが、近くで吊った時にそれを見て、遠い時は大工さんの動きを見て効率良く運ぶことを意識しています。僕の親父は大工をやっていて、乗り始めた頃に「使ってよ」って言ったら、「乗って1年2年のやつのクレーンなんて使えない」って言われたんですよね。それで去年、たまたま親父の現場の近くで建方をやったんですけど、それを見た親父が「次から使う」って言ってくれたんです。親父は30年以上大工をやっていますから、そういう人に認められたのは嬉しいですよね。
プライベートは充実していますか?
小説を読むのが好きですね。特に浅田次郎作品が好きです。浅田次郎の作品って、読んでいて頭の中で映像になるんです。夜、家でウイスキーを舐めながら読むと気持ちいいですよ。新しい作家も開拓したいから、休みの日は本屋で他の作者の本をパラパラ見たりします。でも、周りからは「本なんて読むの?意外だね」ってよく言われますよ(笑)僕にとってはほぼ唯一の趣味なんですけどね。現場で浅田次郎好きのお客さんに会うと、その話で盛り上がっちゃいますよ。